一戸建て住宅に住むメリット
一般的には、結婚や子どもの誕生、小学校の入学などを機に将来のことを考えて一戸建てを購入する人が多いようです。
きっかけはそれぞれですが、一戸建てに住む最大のメリットは「家族が安心して暮らすため」ではないでしょうか。
そのほかにも一戸建て住宅に住むメリットはたくさんあります。
・土地の使い方が自由
一戸建ての建築もしくは購入を検討するためには、土地をお持ちでない場合はまずは土地探しや物件探しからスタートです。
どちらの場合も、土地の所有者が自分の場合は、ご近所の方などに迷惑がかからなければある程度自由な使い方が可能です。
庭の広さなどにもよりますが、ガーデニングやバーベキューを楽しむこともできますし、ガレージに趣味の道具を置くこともできます。
・管理費が不要
一戸建てにも家のメンテナンス費用は必要です。
しかしマンションのように管理費や修繕積立費を毎月支払う義務はありません。
一戸建ての場合でも、新築から10年程を過ぎると外壁や屋根、水回り設備などのメンテナンスが徐々に必要になってきますので、
ご自身で計画的に積み立てをされることをお勧めします。
・リフォームや修繕が自由にできる
マンションの場合、共有部分に不便を感じても勝手にリフォームすることができません。
自分たちの占有スペースをリフォームする場合でも、近隣住民に迷惑がかからないよう気を遣う必要があります。
しかし一戸建てなら、自分たちの生活環境やスタイルの変化に合わせて、
いつでも自由にリフォームや修繕を検討することができます。
以上のように、一戸建てに住むメリットはたくさんありますが、様々な面で自由度が高いのが一戸建ての特徴です。
若いうちに一戸建てを手に入れるメリット
一戸建てを購入する年齢は30代を皮切りに40代、20代と続きます。
20代は30代や40代に比べて年収が少なく、家を買うことに対しリスクが大きいように見えます。
しかし、若いうちに一戸建てを購入することには下記のようなメリットもあります。
・返済計画に余裕が持てる
若い頃に一戸建て住宅を購入すると、余裕をもった返済計画が立てられます。
子どもが産まれるまでの間、共働きをして夫婦の収入をなるべくローンの返済にまわすことで繰り上げ返済も可能です。
年齢を重ねると収入が増えることが予想されますので、余裕のある返済計画を立てられます。
・老後の資金が早めに準備できる
住宅ローンの返済が早く終われば、その分老後資金の準備に早く着手できます。
住宅ローンは通常30~35年ですので、25歳で30年ローンを組めば55歳になる頃には完済している計算になります。
一般的な定年退職を60~65歳と考えると、5~10年も早く老後の資金計画が立てられます。
・資産として残る
賃貸物件に住んでいると家賃は資産として残りません。
一戸建て住宅ならローンの支払いが終わった後、資産として手元に残ります。
たとえ建物の価値がなくなったとしても、余ほどのことがない限り土地の価値は大きく変わらないことが多いので、
万一の場合は売却してお金に換えることもできます。
定年を迎えると収入が減るため、金銭面で老後の生活を心配する人が増えます。
しかし若いうちに一戸建てを購入し、早いうちに返済を済ませておけば、収入が減ったときも慌てずに済みます。
一戸建て購入時に検討したいポイント
・将来を見据えた間取り
一戸建てを購入する際、どのような間取りの家が良いのか、すぐにイメージが湧かない人もいらっしゃるかもしれません。
まずは不動産や住宅の色々な広告を見てみたり、気になる物件やモデルハウスを見て回ったりしながら、
自分たちのライフプランをしっかりと話し合い、理想の間取りを考えてみましょう。
家のデザインや間取りにも流行り廃りがありますので、長い目で見て暮らしやすい家にするのも大事なポイントです。
・返済計画に無理がないか
一戸建ての購入は人生で最も大きな買い物だと言われます。
返済については、金融機関や不動産業者等のプロに相談し、
住宅に関する優遇制度や補助金制度などもうまく活用しながらお得に一戸建てを購入しましょう。
将来のことを考えると、早めに一戸建て購入を検討することにはたくさんのメリットがありますので、
住まいのことを考え始めたら、自分はどれくらいの家が買えるのか、
どれくらいの家が建てられるのかなど、まずは住宅や不動産のプロに相談してみましょう。