和室をフローリングに変えて雰囲気を一新したい、お掃除など使い勝手を良くするために畳を床に変えたい、など畳をフローリングにしたい方は多くいらっしゃいます。
そこで、畳をフローリングにするリフォームのメリット・デメリットと費用相場をご紹介します。
畳からフローリングにするメリットとデメリット
畳からフローリングにリフォームするとメリットもたくさんありますが、デメリットも存在します。
畳をフローリングにするメリット
・掃除がしやすくなる
・バリアフリーに向いている
・フローリング材を選ぶことができる
・ドアに合わせて高さを調節することができる
・湿気によるカビの発生を防げる
フローリングへのリフォームのメリットは何といってもお手入れのしやすさです。
掃除がしやすくなり、湿気がこもりにくくなるのでカビの発生も防ぐことができます。
リフォームの際、フローリングの素材はある程度自由に決めることができますので、思い描いた雰囲気にぴったりの室内に仕上げることも可能です。
畳をフローリングにするデメリット
・防音性が下がる
・冷えを感じやすい部屋になる
畳をフローリングにするデメリットの1つとして畳に比べてフローリングは吸音性が低いため、防音性が下がる傾向があります。
また、フローリングはひんやりとした質感が特徴の床材ですので、冷えを感じやすくなります。
畳をフローリングにする際の費用相場
一般的な6畳の和室をフローリングにリフォームする場合の費用相場は約10万円程度~約25万円程度です。
費用は部屋の広さのほかにフローリングの素材でも大きく変わります。
例えば、合板フローリングと無垢フローリングでは無垢の方が高くなります。
より安くリフォームしたい場合は床材をクッションフロアにすると費用を抑えることができるため、マンションなど賃貸住宅でよく採用されています。
クッションフロアは価格が安いため、簡単に張り替えることができますが、傷みやすい点、ビニールのため湿気がこもりやすい点がデメリットです。